2015年04月06日

学校の再編

文部科学省から小中学校統廃合の方針が示されました。
小中学校の統廃合は少子化傾向が進む中、致し方ないのかもしれないが十分に議論しなければならない問題だと思います。

昨日の中日新聞にも、豊橋総局長の間野さんが意見を述べていました。
(「あいち現場考」欄)
新城市にある連谷小学校の様子と共に、2015年度末に閉校となることに触れ、
《人数が多ければ社会性が付くとは限らない。小規模にも限界はあるが、自分の価値が見い出しづらい社会にあって、一人一人大切に思われていると感じて子どもが育つのなら、小さな学校こそ、今まさに必要ではないか。》と結んでいました。

確かに一理ある意見だと思います。

ただしこれは、「子どもは多くの友達に囲まれて、社会性をつけなければならない」、という小規模校の解消を説く公的文書に反論されているのであり、もっといろいろなことが絡み合っており、それほど単純なものではないと思います。

私はまだ結論を見出してはいませんが、議論の進め方として一つは「子どもを育てる」という視点、もう一つは「学校という施設の存在意義」という二つの視点で議論を深めた方がいいと思っています。

戦後教育を振り返り。
学校での教育のありよう。
家庭(あるいは地域)教育のあり方。
などなど、どんな大人になっていってもらいたいのか。
そんな子育てプランが必要だと思います。

当然のことながら、大人たちの役割も明らかにした方がいいと思います。

また、学校の地域における存在意義や卒業生らの思いも無視できるものではありません。
生まれ育った地域に学校が存在しているからこそ「ふるさと」と言えるのかもしれません。

こうしたことを、ひとつづつ整理し、現代の価値観に移し替えていくことを並行して考えていかねばなりません。

それほど時間があるわけではないと思います。

結論を急がされると思いますが、実のある議論を重ねたいものです。
posted by 伊藤やすのり at 06:18| Comment(0) | ひとづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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