2015年03月26日

正しい経営

昨日の中日新聞社説に「正しい経営を広めよう」という見出しがありました。

何のことかと思い読んでみると、今年で5回目の「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の授賞式の様子が紹介されていました。
そして、この賞を受賞されるような会社を増やそうとしている狙いに、最大限の賛辞を送り、『世の中を良くするのは正しい経営である。』と結んでありました。

まずは「日本でいちばん大切にしたい会社」ですが、同名の本がシリーズで発刊されていて、私が読んだのは3と4です。

「人を大切にする」という企業が紹介されている本です。
著者は法政大学大学院の坂本光司教授です。

読んでみて驚くのは、人(従業員)に対する配慮が半端ではありません。

会社の理念や方針に「人を大切にする」とか、「人材こそが我社の最大資産」などということを掲げている会社は多いですが、実際に「日本でいちばん大切にしたい会社」に比べたら恥ずかしくなります。
それほどまでに徹底されているのです。
加えて言うと、「業績も素晴らしい」のです。

そうした会社の中からの表彰なので、それを「正しい経営」と呼ぶのもいいのかもしれません。

よく議論されるのは、「企業経営の目的は何か?」ということです。

つまり、利益を稼ぐのは目的か否か、ということ問いかけです。
現代では多くの経営者が「利益は目的にあらず、企業永続の条件」と答えられます。

ただそれは、経営トップのお題目になっている場合が多く、現場では「業績第一」となっている会社が少なくありません。

社説でもそのことを指摘していました。

会社業績が社員やその家族の犠牲の上に成り立っているようでは問題です。
このことはその通りですが、もう一歩踏み込んでの指摘があってもいいように感じました。

例えば残業のことです。
ほとんどの経営者は、基準法に定められている「時間外手当」を支払っていればいいと思っています。
でも、「日本でいちばん大切にしたい会社」では、残業そのものは社員と家族に犠牲を強いるものと考えます。
「夕方の家族団らんの時間を奪っている」
ここまで徹底しているのです。

素晴らしいと思いますし、目指したい経営には違いありません。



posted by 伊藤やすのり at 18:43| Comment(0) | やすのり日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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